ししゃもの好き好き

B-Tだったり関ジャニ∞だったり石鹸だったり。思いついたよしなしごとを気まぐれに書いています。

見えないところでの保守

豊橋に行ってきたです。
昨日と今日、
珍しくお泊まりで。
急に思い立って泊まることにしたんだけれど、
おかげでゆっくり行けて良かった良かった。
いつもは滞在時間せいぜい3〜4時間で、
ばたばたしていたからさ、
電車の都合で。

なぜこのタイミングで豊橋に行ったかというと、
私の住んでいる街を通っているローカル線で長らく活躍していた車両が引退するからなのさ。
既に私の住む街の駅でのラストラン?は10日ほど前に終了。
車庫のある豊橋に行けば見られるんじゃないかと思ってねぇ。
やはりというか、
今日帰りに車庫の前を通過したときに見られましたよ、
ええ。
ゆっくり見たわけではないけれど、
引退記念のヘッドマークをつけた車両も見られました。
つい最近まで当たり前のようにいっぱい走っていたのに、
引退となると不思議と寂しく感じるものですな。
人間なんて勝手なもんです。
普段電車に乗らないくせにね。

で、
引退車両の代わりに走り始めた車両は東海道本線なんかでも走っているらしいもの。
何となく前方の窓が大きくて見晴らしがよいです。
この線はトンネルがやたらと多くて、
途中はまるで地下鉄のごとくトンネルの連続。
そのせいかトンネル連続区間は運転席のすぐ後ろの窓はカーテンを降ろしてしまって、
前方の景色なんてちっとも見られなくて、
余計に面白くないって言う撮り鉄的悪循環?
(変な言葉)
ただでさえ長大路線なのに。
それが新しい車両は運転席側はまぁカーテン降ろされちゃうんですが、
もう片方の前方窓はそのままなのですよ。
つまり、助手席側(自動車で言うと)は前方の景色が見渡せるわけです。
今まで見ることが出来なかった地下鉄(じゃないけど)区間の前方見放題。
トンネルに入る瞬間とか、
トンネルの先にかすかに見える出口の光とか、
カーブの先から次々現れる鉄路とか、
色々。
面白くてついつい張り付いて見てしまいます。
自動車の場合は自分で運転しているし、
基本的には道路って幅が広くてあまり限定感ってないんだけれど、
鉄道って本当にミニマムなスペースを切り開いていくように進んでいくところが、
スペシャル感があっていいですわ。
鉄道専用、
ってのがね。
で、
この線の中で最も長いトンネルを通過中に撮影した写真。
5000m以上もあるトンネルなのにバラストがきれいに敷いてあって、
この路盤の保守は夜電車が通らない時間でないとできないんだろうなぁ、
と人知れず行われているであろう保線に感謝。
黄色の信号が電車が進むにつれて青に変わる瞬間も見られて、
しみじみと感動したです。
いやぁ、
たまには電車に乗るのもいいもんですな。